SNS等を通じた会員相互の交流と高専生しての誇りを醸成
豊田高専同窓会会長 山田 達也(A-42)
豊田高専同窓会員の皆様、こんにちは。
豊田高専同窓会へのご参加、ご協力に心より感謝申し上げます。
私は、2023年度の同窓会会長を務めますA科出身の山田達也と申します。私自身年齢が34歳であり、若返りの必要性を感じつつ、過去の知恵を継承し、新たな同窓会運営を目指します。同窓会役員はM科松谷慎一様、E科清水智弘様、I科早稲田修史様、C科板垣直人様、新たにA科内藤雄太様が参加。事務局の運営は塚田康一様に担当いただきます。事務局のサポートなしでは、現在の活動はありえません。この場を借りて、塚田様に感謝申し上げます。
全世界に大きな影響を与えた新型コロナウィルスにより、社会は大きな変革の波を経験しました。この困難な時期を共に乗り越え、新たなコミュニケーション手段を活用して会員間の交流を深め、人材活用を進化させていくことが今後の大切な課題です。その一方で、既存の流れを見直し、新たなパラダイムに対応するため、私たち豊田高専同窓会も変革の機運を感じています。
本年度も卒業生による講演会、自己表現力向上プログラム、模擬面接など、学内の3つの主要事業を推進します。これらは、学生の未来描画と自己能力磨きの支援となってきました。卒業後の進路選択に多様性を持たせることを目指し続けます。
新たな視点として、卒業後に直接起業を選択するパターンも視野に入れています。これを現実のものとするために、学校は「スタートアップ事業」を開始。同窓会も起業家精神を育て、新たなビジネスモデルを生み出すための気づきを学生に与え、社会貢献を目指します。
これから2年の任期中は、SNSを通じて交流を活発にし、学びと成長の場を増やすことを目指します。共に学び、共に成長し、社会への貢献を目指しましょう。新たな取り組みが卒業生にとって新しい節目となることを願っています。皆様のご支援とご協力に感謝申し上げます。
最後になりますが、今回のあいさつ文は実はAIを活用して作成をしています。少し条件を与えるだけで一昔では考えられないほど精巧に文章を組み立てられる時代となりました。同様にものづくりにもどんどんAIが活用されてきています。しかしいかにAIが進歩しても、変わらぬ価値のものもあります。それは「知識」ではないでしょうか。AIで補完できる知識はたくさんありますが、その正誤の判断はやはりベースとなる知識がなければ正しい判断はできずAIに使われるだけになります。それでは面白くない。
「知識は力なり」、まさに豊田高専を体現しているこの言葉を胸に、その力を活用し、社会全体の価値の向上に寄与します。私自身が豊田高専卒業生としてその教育の高さを体験してきました。そして、その価値を改めて感じています。学歴が全てではないですが、豊田高専出身という事実を誇りに思います。